京都大学⾼等教育研究開発推進センター 京都大学⾼等教育研究開発推進センター

京都大学では、所属研究科の高度な専門教育に加えて、研究科を横断する教育プログラム(研究科横断型教育プログラム)を提供しています。その中の1つである、将来大学で教育職に就くことを希望する大学院生向けの科目「大学で教えるということ」が2018年2月8日・9日・13日の3日間で実施されました。京都大学高等教育研究開発推進センターの山田剛史准教授と、同センターの松下佳代教授が本科目を担当いたしました。(詳細はこちら

この科目は、昨今の大学教育に関係する議論をおさえるだけでなく、グループワークによって、実際に授業を実践するうえでの基礎となるスキルの育成も目標にしたものです。修士課程から博士後期課程まで幅広い大学院生10名が受講しました。3日間、受講生の皆さまは非常に熱心に課題に取り組み、専門分野の異なるチーム(3チーム)でそれぞれ授業をデザインし、各チームそれぞれのメンバーの専門性を活かした特色のある模擬授業を行いました。またそれらをピアレビューし、良かった点や改善点を検討していきました。
(なお、全ての活動に参加した受講生全員に、高等教育研究開発推進センター長名の修了証が授与されました!)

終了後のアンケート(回答率100%)では、「学生自身に考えさせる工夫がされていた(平均3.9)」「自分の専攻分野にとって重要な内容だった(3.8)」「自分の将来の進路に役立つ内容だった(3.8)」「この講義の関連分野に興味や関心が深まった(3.8)」「総合的に、自分にとって意味のある講義だった(3.8)」(いずれも4段階評定)など、全体的に非常に高い評価が得られました。

また自由記述からは、「フィールドの違う人と、その場だけでなく、3日間通して一つのことをするのは刺激的でした」「学際的な授業をどう組み立てていくことができるか、協働で授業を組み立てる経験ができたことは必ず今後に活かせると感じた」「大学院生や研究員などが受講すべき内容がつまっていた。もっと広く周知してもよいと思う」など、これから大学で教育職に就くことを希望する学生にとって、異分野の大学院生と交流しながら、大学における教育を具体的に考える非常に良い機会であったという声をいただきました。

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