KoALA

京都大学の学生や許可された大学外の受講生に限定して、柔軟にオンライン講義・教材の配信ができる学習環境です。

概要

KoALA(Kyoto University Online for Augmented Learning Activities)は、2018年度から京都大学が提供を始めたオンライン講義や教材の配信ができる学習環境(SPOC:Small Private Online Courses)の愛称です。

KoALAは講義映像や課題をオンラインで配信するという点でMOOCと同じですが、利用言語として日本語が選択でき、京都大学の学生や許可された大学外の受講者に限定して、より柔軟に講義や電子教材の配信を行うことができます。また、MOOCと同様、個々の受講生の学習状況を把握することもできます。

KoALAを利用することで、反転授業に代表されるブレンド型学習の環境を提供することができ、京都大学学生の主体的・能動的学習を加速・後押しすることが期待されています。本学の教職員や学生の場合、教職員・学生アカウント(SPS-ID/ECS-ID)を用いてログインすることができるので、面倒な登録の手間がいりません。学外の方にも利用して頂けます。

また、学外の方向けのコースを開講することで、より多くの高校生や社会人の方々に京都大学の教育の魅力を伝えることができます。

・KoALA(SPOC)とMOOCの違い、KoALAとOCW、PandA(LMS)の違いについてはこちら(FAQ)

KoALAの活用事例

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専門家育成だけでなく、市民リテラシー向上に向けて

京都大学 大学院医学研究科
田中司朗先生

高校生向けKoALA

2018年度より、高校生を対象としたKoALAを開講しています。

関連イベント

【開催報告】「高校生限定 コアラーナー ワークショップ」

2019年4月14日(日)13:30〜17:00
於 京都大学吉田南キャンパス

スペシャル・コンテンツ

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KoALA作成ドキュメント
-経営管理大学院 若林先生の場合-

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図解 KoALA

-若林先生のコース作成にあたり、何を準備したかを図解します-

最近 開講したKoALA

経済学研究科 坂出健先生「国際政治経済学」

現代の国際社会は、政治や経済などの多様な要因が複雑にからみ合い、ますますその不安定さを増し続けています。
本講義では、この不安定な国際社会を読み解くために必要となる基本的概念や理論について学びます。特に、リアリズム、リベラリズム、アイデンティティの三つの視点から検討します(シラバスより抜粋)。

開講期間*:2019年4月9日〜7月22日(予定)

*本講義は招待制のため、一般公開はされていません。

医学研究科 田中司朗先生
「臨床試験」

臨床試験では「勝ち負け」の判定が難しいことがある。たとえば、既存の治療よりも新しい治療のアウトカムが優れているという結果が得られたが、きわどく有意差がつかなかったりバイアスが生じていたりするような状況である。このコースでは、そのような状況が実際に生じた、実際の臨床試験を取り上げ、統計学的な視点で討論を行う(シラバスより抜粋)。

開講期間:2019年4月10日〜2019年7月31日

配信中のKoALA

教育担当理事・副学長 北野正雄先生
「音波入門-音波の不思議を探る-」

本講義では、音波の基礎的内容について2種類の実験を通して体験的に学びます。高校の教科書では、音は空気の粒子の変位として説明されますが、圧力の変化として捉えることもできます。実際、人間の耳では圧力の変化を感じています。本講義においては、「粒子の変位」と「圧力」それぞれにおける音の表し方の違いについて学び、両者の関係を音の伝搬や反射・干渉に関する2種類の実験を通じて理解を深めます。

開講期間:2019年1月24日〜2019年8月1日

経営管理大学院・経済学研究科 若林靖永先生
「考える方法を学ぶ クリティカルシンキング入門-1 ブランチ」

考える方法(クリティカルシンキング)を学ぶと、勉強ができるようになります。自分の考えが明確になり、人と共同して活動できるようになります。

関連コース
「考える方法を学ぶ クリティカルシンキング入門-2 CLR」
「考える方法を学ぶ クリティカルシンキング入門-3 クラウド」
「考える方法を学ぶ クリティカルシンキング入門-4 ATT」

開講期間:2019年2月25日〜2019年6月30日

総合博物館 岩﨑奈緒子先生
「江戸時代の人びとは世界をどのように見ていたのだろうか」

江戸時代と言えば、「鎖国」という言葉を思い出す人も多いと思います。では、「鎖国」時代の人びとは、世界をどんな風に見ていたと思いますか?「鎖国」という言葉は、内に閉じこもって、世界のことに関心はないし、何も知らなかったというイメージを与えますが、限られた情報であってもそこから世界の動きを知ろうとした人はたくさんいました。この講義では、江戸時代の人びとの世界の見方が変わる過程について話します(講義概要より抜粋)。

開講期間:2019年3月19日〜2020年2月27日

農学研究科 高部圭司先生
「樹木の生命力」

樹木は、私達の身の回りに生育するごく普通の多年生植物です。しかしながら、よく調べてみるとそのすごさに驚嘆します。
本講義では、なぜ樹木が長命で巨大な生命体になり得るのかや、なぜ優れた生命力を有しているのかについて、皆さんとともに考えてみたいと思います(講義概要より抜粋)。

開講期間:2019年3月19日〜2020年2月27日

東南アジア地域研究研究所 坂本龍太先生
「フィールド医学への誘い 1-日本からブータンへ-」

「フィールド医学」は、疾病、老化のありさまを、 自然環境、文化背景との関連でもう一度、捉えなおそうとする研究領域である。
本講義では、我々が日本及びブータンで取り組んでいる高齢者の健康を守るための活動を紹介する。 病院の中だけで診療を行うのではなく、生活の場に出て、そこに生きる一人一人の健康を追求したい。そして、そこに生きる人々や文化、自然から様々なことを学びたい。そんな思いから研究活動を行っていることを、本講義を通じて感じてもらいたい(講義概要より)。

開講期間:2019年3月26日〜2020年2月27日

関連コース
「フィールド医学への誘い 2-人間の健康としあわせ-」

医学研究科 田中司朗先生
「オオサンショウウオ先生の医療統計セミナー ―臨床試験・メタアナリシス・疫学研究―」

この講義は、「臨床医学の論文を読んでみたい」、「読んだとき方法や結果が正しく理解できているか自信がない」といった方に向けて、臨床医学で用いられる統計学を解説するものである(シラバスより抜粋)。

開講期間:2019年4月4日〜2019年9月26日

国際高等教育院数学教室
(加藤信一先生、鈴木咲衣先生、田中俊二先生、三輪哲二先生、山木壱彦先生、 協力:水野良祐先生)


「ベクトルから行列へ-線形性とは何か-」

この講義は、「高校で学んだベクトルから大学で初めて学ぶ行列へと,動画とナレーションを通して学んでいく中で,線形性という,数学の「ものの見方」になじんでいって」もらうためのものです(シラバスより抜粋・補筆)。

開講期間:2019年4月4日〜2020年3月19日

KoALAを活用するメリット

  • 反転授業や予復習のための、ブレンド型学習環境を京大の学生に提供することができます。
  • 講義ビデオのみ、課題のみといった形で、授業で用いる教材の一部のみを提供することも可能です。
  • 英語ももちろん可能ですが、日本語でも教材を作成し提供することが可能です。
  • 一度教材を制作すれば、次回以降は必要箇所を追加・修正するだけで済みます。
  • 個々の受講生あるいは受講生全員の学習進捗状況をリアルタイムで把握することができます。

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