プロジェクトについて

目的

学校と社会をつなぐ調査の目的は、

問題意識

いま大学は、学生の学びと成長を基にした学習・学生中心主義の教育へと転換をはかろうとしています。しかし、京都大学高等教育研究開発推進センターが公益財団法人 電通育英会の協力を得ておこなった大学生調査の結果、いくら大学が教育改革を進めても、主体的に学ぶ力、豊かな対人関係や活動性、高いキャリア意識などを持たない学生は成長していないことがわかってきました。具体的に言えば、学び成長する学生はそうでない学生に比べて、「教室外学習」「対人関係・課外活動」「キャリア意識」の特徴を持ちます。キャリア意識というと、教育関係者の多くはまだまだ就職と繋げる程度の見識しかなく、それが学習に及ぼす影響力を過小評価しているのが現実です。しかし、先の見えにくい時代において、学び成長する者のキャリア意識は高いという結果が出ています。また、学習が単なる知識習得型からアクティブラーニング型へと拡張する中で、コミュニケーション力や対人関係力が弱い学生が、拡張された学習についてきていないという実態も明らかとなってきています。いま大学は、学生の学びと成長をしっかり実現していくために、教室の中での授業改革のみならず、学生の「教室外学習」「対人関係・課外活動」「キャリア意識」に関する能力や態度まで、改革の手を伸ばしています。言うまでもなく、主体的に学ぶ力、豊かな対人関係や活動性、高いキャリア意識を、大学生になって一から身に付けていくことは難しく、高校までの基礎があってこそのものです。新しい時代における学校教育(高校・大学・短大・専門学校等ならびにその接続)の役割(学校と仕事・社会との接続)を明らかにするために、本プロジェクトは、高校2年生を対象に約10年間パネル調査をおこないます。そして、どのような高校生がどのような大学生(あるいは短大生、専門学校生等)になり、どのような社会人になっていくのかのパターンを解明します。

調査実施フロー

調査実施フロー

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