第1回 大学教育研究集会

本年度の大学教育研究集会は終了しました

 このたび,京都大学高等教育教授システム開発センターでは,例年おこなっております「大学教育改革フォーラム」とあわせて,「大学教育研究集会」をおこなう運びとなりました。
 近年,大学教育改革は急速な勢いですすめられており,さまざまな実践がなされています。それに呼応して,大学授業やFD(ファカルティ・ディベロップメント)などの実践的・実証的研究も展開されてきています。私たちはこの実践に反省を加え,これを大学教育全体の知的資産として共有していかねばならないと考えます。
 しかし残念ながら,これまでの研究のなかには,ひとりよがりの事例報告や研究の技術面の提案に終始するもの,数字による武装はされているが何を問題にしているのか不明なものなども混在しています。今回企画しました「大学教育研究集会」は,大学における教育研究の交流の場として,これからの大学教育全体の知的資産を共有するにはどうすべきか,皆さまと一緒に考えていきたいと思います。

日 時

平成14年3月23日(土) 9:30~12:10
※午後には例年通り 第8回大学教育改革フォーラム も開催いたします。

場 所

京都大学工学部電気系総合館

参加の申し込み

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発表の申し込み

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※本年度は終了しました。

発表申し込みから発表審査の結果まで ※2002年1月15日時現在

 本研究集会に,多数の発表申し込みがありましたので,下記の選考規準を作成し,慎重に検討いたしました。以下の発表者は,この結果を受けて発表をお願いしたものです。

※会場の都合等で発表可能件数が限られていますので,この選考規準はある程度満たされているものの,やむなくお断りした分も少なからずあります。

『大学教育研究集会』発表選考規準

 本研究集会は,大学教育実践研究の交流の場である。この交流を通じて,互いの研究を刺激しあい,成果を知的資産として共有していきたい。したがって,発表は,次のような条件をみたすことが望ましい。

 1.自分たちの参与する大学教育実践(授業実践,カリキュラム編成,FD組織化,学生サービス,教育経営など)が研究の対象とされていること。たんなる文献研究,歴史研究,調査研究,比較研究,海外情報紹介などは,本研究集会の趣旨に合致しない。

 2.何らかの根拠(データなど)にもとづいて,合理的な仕方で,議論がなされていること。

 3.実践事例が扱われる場合には,それが他の実践や知見などを含む大きな文脈のうちに位置づけられ,その意味や意義や価値や限界について議論がなされていること。

当日のプログラム

9:00 午前 受付開始
9:30 ~ 10:00 基調講演
10:00 ~ 10:05 休憩
10:05 ~ 10:35 個人発表Ⅰ
10:35 ~ 11:05 個人発表Ⅱ
11:05 ~ 11:35 個人発表Ⅲ
11:35 ~ 12:05 個人発表Ⅳ

※部屋は当日変更する場合があります。ご注意ください。

カリキュラム研究部会(1階大講義室) 【座長】石村雅雄(鳴門教育大学学校教育学部)

9:30 ~ 10:00 基調講演
生和秀敏(広島大学総合科学部教授)
「学士課程教育における教育プログラム制の導入」
10:05 ~ 10:35 大江淳良(メディア・ファクトリー)
「学生のキャリア開発支援と授業」
10:35 ~ 11:05 アッセマまどか庸代(南山大学人文学部)・笠嶋淑恵(一級建築士)・グラバア俊子・川浦佐知子(南山大学)
「空間メッセージのある教育-大学空間とホリスティックアプローチ」
11:05 ~ 11:35 竹熊耕一(京都学園大学経済学部)
「大衆型大学における一般教育の包括的改革-アメリカ・ポートランド州立大学の事例より-」
11:35 ~ 12:05 橋本勝(岡山大学教育学部)・吉賀啓記(岡山大学経済学部3回生)・山内源(岡山大学教育学部3回生)
「学生のパワーをFDに-学生・教員FD検討会の9ヶ月-」

授業研究部会(3階中講義室) 【座長】藤岡完治(京都大学高等教育教授システム開発センター)

9:30 ~ 10:00 基調講演
織田揮準(三重大学教育学部教授)
「授業改善ツールとしての大福帳の意義」
10:05 ~ 10:35 藤田哲也(京都光華女子大学文学部)
「授業通信による,受講生と授業者の相互行為がもたらすもの」
10:35 ~ 11:05 山崎洋子(鳴門教育大学学校教育学部)
「教育学教育実践におけるジレンマとその克服可能性」
11:05 ~ 11:35 岡田顕・藤岡健史・荻野哲男・住友千紗・上林弥彦(京都大学大学院情報学研究科)
「データベース技術を利用した同期・非同期双方の教育を支援するシステム導入の実践例」
11:35 ~ 12:05 藤岡完治(京都大学高等教育教授システム開発センター)
「大学授業研究の方法」

FD研究部会(4階N401教室) 【座長】田中毎実(京都大学高等教育教授システム開発センター)

9:30 ~ 10:00 基調講演
井下 理 (慶應義塾大学総合政策学部教授)
「FD論-慶應義塾大学SFCの実践を手がかりにして-」
10:05 ~ 10:35 吉田雅章(和歌山大学経済学部)
「地方国立大学における4年間のFD」
10:35 ~ 11:05 中村博幸(京都文教大学人間学部)
「大学教育実践の連携の試み」
11:05 ~ 11:35 田口真奈(メディア教育開発センター)・藤田志穂(京都大学大学院教育学研究科)
「公開(実験)授業のFDあるいは大学教員研修としての意義」
11:35 ~ 12:05 田中毎実(京都大学高等教育教授システム開発センター)
「FDの現在-その理論的把握-」

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