概要

 本プロジェクトは、平成20年度政策課題対応経費「大学教員教育研修のためのモデル拠点形成」、平成21年度特別教育研究経費「大学教員教育研修のための相互研修型FD拠点形成」の成果を基盤に、平成24年度までの5年計画で取り組まれるものである。本プロジェクトの目的は、グローバル化時代・大学全入時代、およびファカルティ・ディベロップメント(FD)の法制的義務化といった高等教育機関に課せられた緊急の教育課題に応えるべく、5つのプロジェクト―FD企画実践プロジェクト遠隔FD企画実践プロジェクトFD関連調査・情報共有プロジェクトFD評価プロジェクトFD実践研究プロジェクト―を遂行することを通じて、国際水準の「相互研修型FD拠点形成」を確立することにある。

 これら5つのプロジェクトの遂行を通じ、「学内」「地域」「全国」「国際」の各レベルで、相互研修型FDの拠点形成を展開する。



学内拠点

 京都大学FD研究検討委員会の行う活動(大学院生研修、公開授業・検討会、ウェブ上でのFD関連情報の共有など)を推進するとともに、各部局におけるFD活動を支援している。特に、平成21年度より文学部で実施しているプレFD(文学研究科ODによる公開授業とミニ検討会)は、実践性の高さとキャリア支援との連携という点で、国内で他に類を見ないユニークな取組である。


地域拠点

 平成20年4月に正式発足した関西地区FD連絡協議会(関西FD)の代表幹事校および事務局として、FD活動の共同実施(特に、初任者研修担当者を対象とする研修プログラムの開発・実施)、「関西FDパイロット校」を中心とするFDのアクションリサーチ、FDに関する情報提供(講師紹介など)、Webサイトによる情報共有(授業評価アンケート・サンプル、会員校のFD関連リソースなど)、FD関連の共同研究(FD評価など)を推進している。また、関西FDが主催・共催する研修活動を「研修マトリックス」によって体系化し、参加証明証を発行することで、教員個々人の研修の支援も行っている。


全国拠点

 大学生研究フォーラム大学教育研究フォーラムを開催し、全国から大学教職員を集め、大学教育実践・研究の発信・交流を促す。また、FDネットワーク代表者会議(JFDN)では、多様なFDネットワークの現状と課題に関する情報交換を行う。さらに、本センターの開発したKEEP Toolkit 日本語版を組みこんだオンラインFD支援システムMOST(Mutual Online System for Teaching and Learning)を運用する。


国際拠点

 国際シンポジウムの開催や、外国人研究者の招聘を通じ、FD・SDの活動・組織化について研究交流するとともに、国際学会(ISSOTL、ICEDなど)において、FDネットワーク形成について研究成果の発信を行っている。



4つの拠点レベル

プロジェクトについて


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